人事評価制度(評価制度・等級制度・賃金制度)
人事評価制度は正確に取り入れることで、会社にとっても従業員にとってもプラスとなる大切な仕組みです。
まずは人事評価制度の仕組みや目的を知り、会社にとって最善な形で人事評価制度を取り入れてみてください。
オンラインコンサルティングでもご対応しております。
人事評価制度はどのような目的で導入されるのでしょうか?
- 従業員の処遇を決定するため
- 人材の配置の最適化をするため
- 人材を育成するため
などが考えられますが、たまオフィスでは会社の生産性、業績を向上させるために導入するということが一番の目的と考えます。
人事評価制度の実情
現在、中小企業(30人~99人の企業)で人事評価制度のある企業は約4割と少なく、30人未満の会社ではさらに導入の割合は少ないと予想されます。
導入した会社でも「制度の導入」という形ばかりに拘って、肝心の運用がしっかりと行われていないという会社が多いようです。
また、従業員が受け入れられるような評価がされていないため、基準に納得できない、肯定されない、フィードバックがない等、不満を持つ人も多く、評価する側の教育が必要だと考えられています。
人事評価制度のメリット
- 昇給・賞与の決定を、従業員の能力・責任に応じて公平に決定できる
- 基準があるため、悩む時間が削減できる
- 従業員からの信頼、仕事へのモチベーションを維持できる。
- 制度の整備により、離職率の低下、人員の定着が図ることができる
等級制度
先行きが不透明な時代に突入し、大きく変化する環境に適応するため、企業は構造改革を迫られています。
これに合わせ、人事評価制度も大きな変革期を迎えています。
等級制度の目的
会社とは、人を中心としたさまざまな経営資源(ヒト・モノ・カネ)の集合体であり、それを維持・発展させるために理念やビジョンがあり、これを達成するために組織を編成しています。
等級制度は、会社の経営方針に従い、経営資源をフルに活用し、利益を出すための人事管理の方法です。
一番大きな潜在能力を秘めている人的資源は、そこにあるだけでは結果を出すことはできません。
等級制度は、この人的資源の能力を最大限に引き出すことを目的にしています。
組織とは、人間の身体に例えられます。
ある役割を担う部門が臓器だとしたら、社員は身体を構成する細胞の一つ一つです。
組織も私たちの身体と同様に『生きもの』であり、活動を続けながら変化し、成長してゆきます。
役割等級人事制度
たまオフィスでは、西村聡氏が提唱する役割等級人事制度の導入を提案しております。
これまでの人事管理は、長期雇用を前提に企業が敷いたキャリアパスに沿って社員を教育し、ゼネラリスト育成を狙いとしていました。
しかし、今後は経営環境の変化に対応するための事業構造を想定し、役割(職務)の価値をベースとした人事制度が必要になってきます。これを実現させる人事制度が役割等級人事制度です。
そのためにはこのような準備が必要になるでしょう。
- 中・長期目標を実現するためのビジネスモデルを作る
- そのためのプロセスを明確にする
- そこに必要な人材像を描く
- 社員自身がキャリア選択する
- 経営戦略と整合性の取れた人材を育成する
この人事制度は、安易な評価制度ではなく、大企業に採用されている職能資格制度をベースにしておりません。
仕事(職務)に焦点をあて職務分析をベースにした人事評価制度です。
経営戦略の実現のための役割等級人事制度
これからの企業経営の成功の鍵は、現場から上がってくる経験値を活用することにあります。
そのためには個々の社員が尊重され、その経験とアイデアの活用に対して報酬が与えられるという仕組みと企業風土が必要となります。
会社の規模や従業員の気質などを考慮しながら、御社に適合するスタイルとして確立できるのが、役割等級制度の導入プロセスです。
この役割等級人事制度は、人事戦略と経営戦略とのリンクを図る手段であり、その目的は経営戦略の実現で、市場において競争に勝ち残る、あるいは成長・発展することにあります。
また、経営戦略に連動した組織文化の改革と人材の活性化を促すことができます。
導入には少し時間がかかりますが、たまオフィスが全面的にフォローさせていただきます。
お気軽にご面談お申し込みください。
→無料相談・お問い合わせはこちらへ
役割等級人事制度 導入の標準料金(税込)
ヒアリングさせていただいた上で、お見積もりご提示いたします
従業員数 | 6カ月 | 12カ月 |
---|---|---|
~100人 | 1,200,000 | 2,400,000 |
~50人 | 600,000 | 1,200,000 |
~30人 | 300,000 | 600,000 |